東方瑠璃光世界の教主であり、大医王仏としてわが国でも早くから信仰された。
『薬師本願功徳経』などに基づいて、衆生利益の願による、病気平癒・心身安楽などの功徳が示される。
日光菩薩・月光菩薩を脇待とし、十二神将を従える。
印相は釈迦如来と同じく『施無畏、与願印』であるが、左手に薬壺を持っている。